目黒駅徒歩2分の鍼灸マッサージ院
目黒のもみ家さん
〒141-0021 東京都品川区上大崎3-3-1 三陽ビル2F(目黒駅東口から徒歩2分)
貧血には鉄を多く含むレバーが良いとよく聞きますが、それだけではまだ不十分です。
主に植物性の食物に含まれる非ヘム鉄は体内への吸収率が低いのですが、ここで活躍してくれるのがビタミンCです。
ビタミンCは体内に吸収しにくい鉄の吸収をサポートしてくれます。
さらに、赤ちゃんと栄養を共有する関係で、一般成人の1日の摂取推奨量100mgに加え妊婦さんは+10mg、授乳中のママさんは+50mgの量を摂る必要があるそうです。
酸素を運ぶ赤血球や、酸素と結合するヘモグロビンを作るのに必要な「たんぱく質」、正常な赤血球とDNAの形成に必要な「ビタミンB12」・「葉酸」も一緒に摂るとgoodです!
鉄欠乏性貧血の方には特にお試しいただきたいです。
関係ないと思っていたお身体のこりが、栄養や酸素が行き渡らないことによることが原因だったなら
そちらの問題も改善がみられるかもしれません。
※1日の摂取推奨量は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)の概要」を参考にしています。
ビタミンCはコラーゲンの合成に必須なので、美容に欠かせないものでもあります。
これはきっとご存じの方も多いと思います。
私たちが見ている肌は「表皮」といい、コラーゲンが多く含まれるのはその下にある「真皮」という層
です。 表皮を下から支えている真皮にはコラーゲンが豊富で、肌のハリを維持するためには必須です。
更に、不足すると美容にマイナスなだけでなく、健康にも影響が出てきます。
コラーゲンの生成ができないと、血管が脆く出血しやすくなってしまったり、骨が折れやすくなってしまうからです。
コラーゲン(タンパク質)とビタミンCの組み合わせで、身体の中から健康な美しさを作りたいですね。
私たちは年を重ねることには誰も抗えません。
しかし、身体に合わせて柔軟に対応してより永く健康でいる努力はできます。
身近なもので言えば、ストレスや風邪の予防にもビタミンCが活躍してくれます。
ストレスに対抗するホルモンの合成にも使われますし、免疫に欠かせない白血球やリンパ球などはビタ
ミンCが多く含まれているためです。季節の変わり目や「なんか疲れたな」と感じたとき、「もしかして
風邪?」というときはより積極的にビタミンCを摂ってみてください。
腸内で悪玉菌の増殖を抑え、便を柔らかくしてくれるという素敵なオマケつきです。
将来のためにも気を付けたいのが「活性酸素」と呼ばれる存在です。 活性酸素にも、細菌やウイルスを
殺す免疫機能、また、細胞の情報伝達としての重要な働きがあります。
しかし、過剰になりすぎると私たちの身体に牙をむきます。組織を壊したり機能を失わせたり
と毒性が強いため、 細胞の老化や、がん細胞の増殖など様々な病気の原因となりえるのです。
その活性酸素が多く発生してしまう原因というのが、ストレスや煙草、過度な飲酒、紫外線や放射線、
薬剤、ファストフード、スナック菓子の摂取なのです。
身近なものが活性酸素産生の原因になってしまうんですね。
喫煙は抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、βカロチンを多く消費します。
煙草1本吸うと約25㎎のビタミンCが消費されてしまうと言われていますので、
喫煙される方は1日に吸う本数も考慮して摂取量を調整してみてくださいね。
このような働きを持つビタミンCは、残念ながら体内で生成することが出来ません。
更に一度に多く摂取しても吸収できない分は体外に排出されてしまうため、こまめに継続して摂ることが大事なんですね。
逆に言えば、ビタミンCを多く摂り過ぎてしまっても身体に害はないので安心してくださいね。
水に溶けやすく熱に弱いビタミンなのでなるべく生で、調理でゆで汁や煮汁が出る場合はそれごとおい
しく頂けるようにするのがおすすめです。
同じ果物や野菜でも旬のものの方がビタミンCの含有量が多く、食事中もしくは食後の方が身体への吸収
率が良いみたいですよ。
こうしてお食事で身体に必要な材料を揃えたら、さらに質の良い生活を目指しませんか?
鍼灸には、
・こりの改善 ・コラーゲン産生を促進 ・疲労回復 ・免疫機能向上 といった効果があります。
普段のお食事に上手にビタミンCを足して、鍼灸治療でさらにその効果をupさせちゃいましょう!